体のひずみをなくしていく方法

どんな人でも、完全に左右対称と言う人はいません。

それでも、できるだけ左右対称が理想的というのもまた 間違いないことです。

では日常で、体の歪みを直していく方法はあるでしょうか。

それは、やっぱりあるんですね。

そもそも体のゆがみと言うのは、毎日自分が作り出したり、 歪みを定着させたりしているものです。

それは簡単にいうと

「やりやすいやり方で日常生活をする」

ことが原因です。

例えば立っているとき、どちらかの足を軸足にして 立っていることがおおいでしょう。

そんなとき、右で立つのが立ちやすいからと言って、 右ばかりで立っていると、それだけで体のひずみは 強くなっていきます。

ですからできるだけどんな動作に対しても、右・左 両方を交互に使うようにします。

たとえばかばんをかける肩も、左右どちらも 使うようにします。

かけてすぐにずり落ちる側があるなら、すでに歪んでいる ということです。

ずりおちる側をより多めに使うといいでしょう。

それともうひとつおススメは、

「立っているとき少しだけ膝を曲げる」

という方法。

立っているとき、人はほとんど足の筋力を使っていません。

つまり骨組の力でたっているので、骨組が歪みやすい状況 になっています。

膝を少しまげると、太ももの筋肉の力で立つので、 骨組の負担はあまりありません。

そのかわり、足が疲れます。

でもそれが一つのトレーニングになります。

スクワットのように、1回2回とはやりませんが、 持続的に力を入れることは、非常に体にいいのです。

主婦のひとなら炊事の際に、お勤めの方なら電車で 立っているときがチャンスです。

日常の中にうまくトレーニングを入れていきましょう。

24. 素足に近いウォーキングの効果

このページの先頭へ