26. 意外なほど気を強化できるあの方法

気を強くしていって、丹田にたっぷり溜め込むと良い という話をしました。

続きです。

意念を使って気を溜め込む方法はもちろん有効です。

それでも、なかなかパワーアップを感じないという人も 多いのではないかと思います。

気のパワーをアップさせるには、 「溝掃除」が大事と言う話は前にもしました。

エネルギーの通り道を通りにくくしている ごみのような障害物を取り除いていく、ということでしたね。

その溝掃除にとても有効なこと、それは実は、誰でも やったことのある方法もあるのです。

それは

「ランニング」

なんですよね、実は。

太極拳をやったことのある人は分かると思うのですが、 あのゆっくりとした動作は意外としんどいものですね。

なにがしんどいのかっていうと

「足」

が一番ですよね。

なぜって、膝を継続的に曲げたまま、体重移動していくので、 足を休憩させるタイミングが少ないのです。

これが足のトレーニングになっています。

管理人の先生はよく

「感覚を磨くのだったら座禅でもいいけど、 パワーアップだったら立禅ですよ」

とおっしゃっていました。

立禅も、長時間やっているとかなり足をきたえる ことができます。

でも、それでもなかなか十分なまで足の鍛錬 できていないことがよくあります。

小周天の達成は、40代以降は困難という説もあります。

それは、若い時に比べ、足腰が弱っていることも 大きな要因だと考えられます。

例えば立禅を30分くらいやったくらいで

「しんどい」

と感じるようなら、足の気の流れはちょっと心配かも しれません。

気のことが少し分かってきた段階でランニングを少し すると、その意外なほどの効果が分かるでしょう。

でも、気功訓練の最初からランニングをやってしまうと 目的が別の方向になってしまうこともあるので、

すこし訓練が進んできてからやってみると良いのでは ないかと思います。

27. 小周天について一番くわしい書籍

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