39. 悟りってなんだ?パート3

「あなた」は「わたし」という世界観。

つづきです。

前出の葦原さんの「黎明」によると、 その認識に至るにいは、

「生活の中で、より精妙なエネルギーに意識を むけていく」

というような手法が提唱されています。

その前提として

「どのエネルギーが精妙なのか?」

「どんな出来事、発言、文章に精妙なエネルギーが 反映されているのか」

を判断できなくてはいけません。

そして、その訓練の先に、みんなと共通のエネルギーさえも 感じ取れるようになり、「普遍意識の自覚」「悟り」 に至るということですね。

理屈としては理解できるのですが、 これってかなり困難なように思われます。

実際に気功をやっている人の中には、精妙なエネルギーも 感じ取れるかたがまれにおられますが、悟りの領域まで 到達したという人には会ったことがありません。

そしてまた、著名な気功家でも、人間性はごく普通だという のが体験的に思うところです。

まぁ、凡人が悟った人を見て、

「なんか普通とちがう!?」

と判断できるかどうかも分からないのですが。

「私は悟っています」

なんて公表している人がいるといいのですが、 いたら、概ねニセモノかもしれませんね。

さて、悟りへの道は他にもやり方があるのです。

インドの覚者・プンジャジさんの言葉をまとめた

「覚醒の炎」

これまたなんだかわくわくするタイトルですね。

真の自由への情熱。

僕、覚醒しちゃったんですよ、なんて言ってみたい、 てか、そんなこと覚者は言わんですね、絶対。

で、その著作には葦原さんのとは全く違った アプローチ法が書かれているのです。

つづき、また次回に。

40. 悟りってなんだ?パート4

  • サイトマップ

このページの先頭へ