先生がいると上達が早い理由
まず意識状態を日常的なものから少し変えて、 そこから気功を訓練していきましょうという話を しました。
続きです。
気功を始めた頃は「これが気かぁ」というのが まだわからない状態です。
ですから、それをつかみとるためにも、 「変性意識」という状態にしたほうがいいわけですね。
さて、気功の先生に習っている人が気の感覚 を身に着けやすい理由があるのです。
それは前回お話した「周波数を合わせる」という ことと深くかかわっています。
先生と練習していくと、先生は気のことを感じ取って いますから、そういう意味で「気にピントを合わせ ている」「周波数を合わせている」のです。
もちろん先生がそうしているからといって、 生徒もすぐには気を感じられません。
しかし、先生がピントを「気」にあわせた状態で、 「ほらほら、これですよ、気というのは」と、いつもやって もらうと、自分もピントを合わせやすくなるのです。
そうやって先生の助けをかりて、一度ピントを合わせる ことができると、自転車の乗り方のコツを覚えたような 感じで、次からは結構簡単に「気」を感じ取れる ようになります。
これがひとつの理由となって、先生に教えてもらった ほうが、気の感覚が早く身につくわけですね。
つづき、また次回に。