35. 飲酒と喫煙はお医者さんによりけり

アルコールと喫煙、両方のまないにこしたことはないですね。 アルコールは多少たしなむ程度がいいとも言われていますが。

しかし、たしなんでいらっしゃる方からすれば、止めることが、 とても難しい嗜好品でもあります。

特に精神疾患を患っている 時は、より一層手放したくない気持ちになるものです。

中には きっぱり止められる方もいらっしゃいますが、稀ですね。

お医者さんによっても、この嗜好品の扱い方に対する考え方は 様々です。

どちらもすぐにSTOPとするお医者さんもいれば、 アルコールはダメだが喫煙はやむを得ないとする指針、適度で あれば良いとする指針、どちらもあまり関知しないお医者さん もいれば本当に様々。

医療として考えるならば、どちらもNG であるが、人の生き方をどこまで許容するかということになる のですかね?

実際、どのタイプの病院も訪れました。いきなり明日から全部 止めて下さい。

そうでないと受け付けませんと言われた場合も ありましたし、γが200を超えた当たりで、禁酒を促された 場合もありましたし、γが600を超えても何も言われない先 もありました。

結果的に私の場合は、意志が弱いので、酒量の コントロールを自らすることにしました。何年もかけてですが。 禁煙も半年前から継続中です。

私が出会った先生の中で、とある先生がおっしゃったんです。

止めたほうがいいと分かっていても続けている習慣は、もはや 依存ですと。

そして依存は、それだけのことを考えて止めたと しても、何故かその代わりになる別の依存を探してくる傾向が 強いと。

だから緊急でない限り、視野が広くなるまでは、その 話はしないと。

しかも、喫煙は完全に有害だが、アルコールは 時として良い存在になるのに、それを完全なる悪者にしている のは依存しているあなたです。

そんな存在にさせてしまっては、 あまりにも、お酒がかわいそうじゃないですかって。

これを聞いた時に、私の中で何かが徐々に変わっていきました。 依存からの脱却は、ドクターを信じることから、始まるのかも しれませんね。

36. A型施設にもいろいろあります!

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