A型施設にもいろいろあります!

A型施設。正式には、就労継続支援A型事業所といいます。

簡単に説明しますと、普通の会社に勤めるには、まだ困難な状況に あるが、ある程度一定のリズムで動くことができるので、事業所と 雇用契約を結んで、最低賃金をもらいながらアルバイトすることが できる場所で、就業へ向けての訓練を行っている施設です。

A型施設には、知的障害者専門であったり、精神障害者専門という 特定の障害者を専門としているところは少なく、どんな障害者でも OKという事業所が多いです。

また作業内容が施設によって本当に 様々ですので、A型施設を利用する場合は、自分にあった作業内容 かどうかが重要な点となります。

作業内容の例をあげますと、ビルやテナントの清掃作業、梱包作業 や瓶詰作業、それから野菜栽培、自転車修理などなど、もう本当に 内容はその事業所で様々です。

B型施設にくらべてA型施設の数は 少ないです。最近の大都市圏では、A型事業が増加傾向にあります が、まだまだですね。

しかも事業所には定員制なので、人気がある 事業所は空き待ちです。そのうえ殆ど空きが出ません。

このため、 新規に立ち上げられた事業所の中から選ぶことになるケースが非常 に多いです。

何故空きがなかなかでないのでしょうか?厚生年金の 障害年金を受給されている方ならご察しがつくかと思いますが。。

あともう一つの特徴としまして、事業所と雇用契約を結ぶことから 募集はハローワークに出ます。

つまり主治医の診断書が必要になる ということです。これがB型施設と大きく異なる点です。

ただ見学 については、ハローワーク通さなくてもOKのところが多いです。

交通費支給は事業所によりけりですね。労働時間は5時間程度で、 週5日程度。B型事業所と同じ時間帯です。

わりとホームページのある事業所が多いので、インターネットでも 雰囲気や作業内容は確認できます。

行政の福祉のあらましの冊子も 含めて、ご検討下さい。

37. 病中の自分探しの長所と短所

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