病中の自分探しの長所と短所

社会生活をリタイアすると、自分って何だったんだろう? これまでの人生が一気に崩れ落ちたような感覚になって。 自分探しをしてしまう時期ってありませんか?

本当の自分は、今ここにいる自分とわかっているのに。

もう体験上のあくまでもの意見でしかありませんが、 自分探しをしてみてのメリットは、

それを求めているときは、 一気に崩れ落ちた自分を、もう一度立て直したいか、そこまでは いかなくとも、心の拠り所を探している時とかではないかなって 思います。

ぐちゃっぐちゃになった心を整理したいからだとか、 もう一度リセットして考えたいからだとか。求め方のアプローチ は、人それぞれでしょうが、大きく共通するのは、自分を他の人 と比較してしまうからということと、これでいいと、納得できる 自分を探していることではないでしょうか?

このことに関しては 十分悩んで、いろいろなことに気づいて、心の中に新しいものを どんどん取り込んでいけばいいと思います。

その為には、本でも 誰かの意見でも、何でも新しいものに触れていくことです。

何故 なら、新たな経験なくして、気づきはなかなか得られるものでは ないからです。何度くじけそうになっても、諦めずに追い求める 価値はあると思います。

反対にデメリットは、結果からいいますと、どれだけ追い求めた ところで、本当の自分には出会えないということです。

何故なら 自分の心の中には、自分ではなくて、これまで出会った経験全て の記憶と感情があるだけだからです。

親、友人、知人はもちろん のこと、動物や風景、そして道端で何気なく目線に入っている人 や景色。更には、食べた料理や肌に触れたあらゆる感触。

つまり これまで自分が五感で触れてきた全てが、自分の源だからです。

自分は確かに存在しています。

あとは、とらえかた次第だと思います。

38. あなたは山派?それとも海派?

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