考え方を練習するとハマる落とし穴!

リハビリをしていると、考え方の視点を増やしてみようとか、 違う考え方を持とうとか、つまり認知の仕方について考える時期、 ありませんか?

今まで考えていた考え方ではなくて、こんなふうに考えたらとか、 人と接する時に、こういった接し方の方がいいから、そうしよう とか、こう話したほうがよりより関係が作れるんだとか。

自分が解決したい問題はいろいろでしょうから、課題も様々だと は思いますが、共通しているのは、自分が抱いていることを現実 に、どう表現するか?ということですよね?

これまでの自分の認識や、表現方法、伝え方、言葉の選び方等が 良い方法ではなかったと気づくことは、とても大切なことです。 しかしながら、ちょっとこれには落とし穴があります。

それは、自分が頑張っていることは、人にも求めがちということ です。つまり、自分が気づいた認識や表現方法などを、現実世界 で自分のものにしようと思えば思うほど、コミュニケーションを とっている相手にも、無意識に求めてしまうということです。

人は誰もが同じ考え方を持っているものではない。誰もが自分と 同じ感情を抱くものではない。円滑な人間関係を築いていきたい と思っているだけなのにも関わらず。

簡単に言ってみると、自分が挨拶したら相手も挨拶するのが当然 だろう。

自分が相手の予定を気にして話しているのだから、相手 も自分の予定やリズムを気にしてくれて当然だろうということ ですね。

自分ができて、相手ができてない場合どんな気持ちですか? 感情的になりますか?

相手を馬鹿にしてしいますか?

自分の表現方法がよりよく変わったのは事実です。

そのことは相手もわかっていると思います。

相手に変化を求めるより、さらにそんなことを受け入れる自分を 求めて下さい。そうすれば目の前の現実がもう一歩変化します。

43. マイルールを作ってみては如何?

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