20. 役所でもらえる「福祉のあらまし」

区役所や保健福祉センターには「福祉のあらまし」という冊子が あります。

これは、身体障害・知的障害・精神障害者に対する、 地元行政の福祉制度が網羅されている冊子です。

読んで損はないので、是非もらって内容をみて下さい。

簡単に項目を列挙しますと、
1.行政の各種相談窓口の案内
2.自立生活支援の制度について
3.障害者手帳について
4.自立支援制度について
5.その他助成金や貸付金制度について
6.リハビリを受け入れる場所について
7.就職までの訓練受け入れ場所について
などが書いてあります。

なかでも、障害者手帳と自立支援制度については、必読です。

対象になる方は、是非この2つの申請をご検討ください。

この冊子には、病気になったらまず検討すべき、上記2つの項目等 から、症状が落ち着いてきたときのサポート体制、そして、復帰に 向けて頑張る時のサポート体制が書かれていますので、適時、内容 を読み返したほうが、良いかと思います。

読んでみて自分が気になった施設は、体が動くとき見学に行かれて みるのがお勧めです。

実際にどういう支援体制があるのか、段々と 理解が深められると思いますし、居場所を見つけることが、できる かもしれませんから。

一つ注意点があります。

相談員に相談する場合、自分の事を真剣に 対応してほしいという気持ちが強いかと思いますが、相談員さんは 100名以上の担当を持たれていることもよくあります。

なので、 当事者はマンツーマンの印象を持たれるでしょうが、相談員さんに とっては、支援したい相談者の一部であることを忘れずに、良好な 関係を築かれることを願っています。

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