社会復帰するための下準備とは

社会復帰とは何でしょうか?

再就職と言われる方が多いのではないでしょうか?

実際私もそうでした。

では言葉を改めます。

自立とは何でしょうか?

経済的自立を思い出す方がやはり多いでしょう。

しかし、この考え方は改めたほうがいいです。

私が出した結論。

社会復帰とは、モラトリアムからの脱出です。

症状、自分探し、経済力、行動力、あらゆるものが襲ってきて、 全部一緒に直結させて考えてしまいますが、これを区分していく ことがリハビリの過程だと思います。

そして病気は、一気に治る ものではないことを、再度認識して、付き合うことを選択する。

あとはモラトリアムにピリオドを打つだけです。

この文章を読んでご理解頂ける方は、幸いにも病気の症状が改善 している状態にある方だと思います。

ピリオドは簡単に打つことはできませんし、一気に、打てるもの でもないと思います。

実際、完璧なピリオドなんて、今も打てて いません。

だけど、私が打ったピリオドは、時とともに、大きな ピリオドに変化していっています。

そうやって、自分なりの表現をどんどん試していくことが、より 良い選択だと思いますし、そうやってもう一度、社会と関わって いく事が、社会復帰なんだと思います。

これ以上、長々書くのはあえて止めておきます。

結婚より離婚するほうがパワーをよく使うと言われていますが、 精神疾患もそうかもしれません。

発病した時より、復帰するほう がはるかにパワーを使うと思っています。

楽じゃないんです。

でもそれだけ成長します。

このページの先頭へ