私がB型施設を探した時の方法

B型施設。正式には、就労継続支援B型事業所といいます。

簡単に説明しますと、普通の会社に勤めるには、まだ困難な状況に あり、雇用契約を結び、アルバイトすることも、できないであろう 状態の方達が、その前の一歩として、就業へ向けての訓練を行って いる場所です。

B型施設には、知的障害者専門であったり、精神障害者専門という 特定の障害者を専門としている事業所もあれば、どんな障害者でも OKという事業所もあります。

B型施設を利用する場合は、これを 知ったうえで、いろんな施設を見学されることを望みます。

どんな就業訓練をするのかといいますと、シンプルな作業の連続の 毎日だと想像して頂いて大丈夫かと思います。

いわゆる、工賃作業 というやつです。ボルトとナットをひとつにすることを延々とか、 同じ個数のピンを一袋いれるとか、小さな部品を箱詰めするとか。

これらは実際、企業から訓練所が内職を請け負って行っています。

なので、納期というものがありますから、納期に間に合わせるため に、結構黙々と作業します。

そして内職であるからして、工賃は、 とっても安いです!

時給換算すると100円~150円くらいでは ないでしょうか?

月換算で1万程度です。

そうです。訓練所として お金じゃないと割り切らないと続きません。

時間は1日5時間の週5日です。

だいたい10時から15時のところが多いですかね?

以上が概略です。

私はどうしたかといいますと、何か所かの精神障害者専門、ないし 精神障害者の割合が多い施設を見学したあと、最終的には、どんな 障害者もOKという複合型のところに行きました。

決め手は雰囲気 ですかね。

複合型は、いろんな障害の方がいらっしゃるので、都度 問題も生じますが、なにせ笑顔が多く雰囲気が良かったからです。

しかもそこの工賃作業は、したい人が、したい時に行っている場所 だったので、拘束時間の間、作業だけに集中しなくて良かった事が 自分にとって楽だったのだと思います。

私がこの施設を退所する時 は、もちろん、工賃作業をずっとやっても疲れなくなってました。

しかも、施設を離れても話す友人もできました。

B型に行かれる方は、いろんな施設をみてわまって下さいね。

28. 時代が違えば病気も違うかな?

このページの先頭へ