30. やって損のないヨガ・気功・呼吸法
自分で実践できる健康法として、ジョギングやランニングと 同じくらいの認知度をもつ、ヨガ・気功・呼吸法。
でも実際に取り組んでいる人は意外なほど少ないのが 現状です。
ヨガの場合、いろいろな種類のヨガがあり、若い女性を 中心にダイエットや美容のためにやっている人がいるので まだ実践者がちらほら見られます。
他の気功・呼吸法になると極端に実践者は少なく、 気功に関しては、その内容についてほとんど知られて いません。
でも、これらの方法にはやはり、実践すべきメリットが たくさんあります。
この3つの中で、もっとも一般の方にとって分かりやすいのは 呼吸法ではないでしょうか。
すって、はく。
非常にシンプルです。
でもその呼吸のなかに、大きな意味合いがあるんですね。
ヨガ・気功・呼吸法の3つの健康法のうち、 共通しているのも実はこの呼吸なのです。
ではなぜ、この「呼吸」にそれほどの 意味合いがあるのかをまずご説明しましょう。
呼吸というのは、基本的には体が勝手にやってくれている 活動ですね。
勉強しているとき、ご飯を食べているとき、寝ているとき 呼吸しようと思っていなくても勝手に体がやってくれています。
その活動は、心臓や胃などの臓器の活動などと同じように 脳によって調節されています。
しかし呼吸を担う肺には、他の臓器とは異なる性質があるのです。
つづき、また次回に。