43. 意外に形がかわりやすい頭蓋骨
頭の表面を触ってみたときに、でこぼこがないほうが いいという話をしました。
続きです。
次に形をみてみます。
頭が中の液体を送り出すポンプだと考えると、 形はまんまるに近い方が良い、ということになるでしょう。
なぜなら、そのほうが液体を偏りなく押し出せて、 いつも押し出せず残ってしまうという液体がない状態 にできます。
いろいろな人の頭をさわってみると、耳の上の方の部分が とんがったようになっている人がいます。
そしてそんな人の頭をうまく触っていくと、そのとんがりが どんどんまるに近づいてきます。
そうなると、体調も改善してきます。
では、頭のポンプの働きを上げるために、どんな風にすれば いいか書いていきましょう。
まず、先ほど書いたようにとんがっているような部分が ある人は、そこを手でそっとつつみます。
手のひら全体が頭皮に触れるか触れないかといった ほんとうに軽いタッチで手をおきます。
そして2~3分ほどまちます。
敏感なひとなら、頭の骨がほんの少し内側にへっこんだ ように感じるかもしれません。
じっさいに骨はへっ込むのです。
でも、絶対に強い力でやってはいけません。
強い力でやれば、逆に頭部の状態を悪化させてしまう 可能性が高くなります。
ですから、ささやかに触るくらいやさしく手をおきましょう。
つづき、また次回に。