歯を治して全身の病気をケアする
「歯を治すことで全身の病気を治しましょう」と考えるのが
あたらしい歯医者だという話をしました。
つづきです。
この考え方は、歯科の領域が全身的な状態ととても
密接な関係をもっているいう認識に基づいています。
ですから、一見歯科の医療において妥当な処置も
この考え方をもとに考慮すれば間違った選択という
こともあるということになります。
例えば普通の歯医者さんでは、虫歯になったら金属の
詰め物をします。
パラジウムとかアマルガムといわれるものですね。
通称「銀歯」
でもこの銀歯が体調を悪化させるリスクのあることが
分かっています。
ですから、新しい歯医者さん(今後は特殊な歯医者さん
としましょう)では銀歯はつめませんし、すでにつめて
あれば金属以外の素材に変えます。
銀歯が体に良くないのは、合金なので口の中でイオン化
しやすく(つまり溶けやすく)、金属が体内にはいってしまう
ことが一つ。
もう一つはガルバニ―電流(ガルバニック)といわれる
電気が銀歯に溜まってしまうから。
体には非常によわい電気の流れがもともとあるので、銀歯に
これがたまると全身の電気の流れが変えられてしまいます。
もちろん特殊な歯医者さんで問題視されるのは銀歯だけで
はありません。
つづき、また次回に