28.気を身近に感じられる書籍

前回はマン・タクチャ老師の「タオ 人間医学」 について書きました。

とても素晴らしい内容ですが、誰にでもおススメ できる本ではない、とも言えるかもしれません。

それは何しろ「内容量が多い」ので、最後まで実習して 読み通すことがなかなか困難だからです。

価格も一万円弱と、それなりの費用がかかります。

気の訓練はしているけど、それほど熱心でもない と言う人にはもっと他の本がいいでしょう。

まだそれほど気の訓練の経験が長くないひとなら 気の基本的な性質などの理解に役立つ

「矢山利彦 気の人間学」

は、とても楽しめる内容になっています。

医師でもある矢山氏の目から見た気への洞察は 、今までの気功の書籍には見られない内容も 多く含まれています。

また、手軽に気で遊ぶ、感覚を楽しむと言った 一般の方にもとても受け入れやすい内容になっています。

この書籍には続編もあり。どちらも気功の訓練を 進めていく者にとって必読の書かと思われます。

矢山氏の書かれていることで、管理人が最も参考に なると思った事は、三密加持についての記述です。

気功の訓練で意識を集中させるときの一つの奥義で、 意密・身密・口密を同時にやると、最大の集中が得られる というものです。

つまり、意識の集中・身体の型による集中・発声による集中 を同時にやる、ということですね。

くわしくはぜひ読んでみてください。

特に気に関しての知識がまだそれほどない人の 導入におススメです。

29. 小周天は下降路から始める!

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