32. 点をつないで線にする

いくつかの部分の気を高め、体の前面のルートを 通していく。

これって、気が流れているのかな?

と疑問に思いすよね、きっと。

でもそれは、

「流れていない」

が正解でしょう。

自分で流れていることが感じ取れないのは 流れていないか、流れているにしても ささやかに流れているにすぎないからと考えるのが 妥当です。

ですから自分の取り組みを過大評価せず、 気を高められる場所をどんどん増やしていきます。

すると、どこかの時点でエネルギーが流れているのを 感じるようになってきます。

最初は皮膚の表面というより、体の周りをくるくる まわっているのを感じる場合も多いでしょう。

その後もっと訓練が進むと、流れているかどうか というよりも

「どこが流れていないのか」

が分かるようになってきます。

ここまで来ると、もうゴールはすぐそこと言っても 良いかもしれません。

流れていないと感じるところを重点的に訓練を 続けていくだけです。

前面より背面のルートは訓練がやりんくい人が 多いことでしょう。

人はあまり背中に意識を向けないのが普通だからです。

でも、背面のルートに関しても、前面のルートと 全く同じように取り組んでいきます。

多くの人にとって、流れを確保しにくい場所が いくつかあります。

そのあたり、また次回に。

33. 小周天の難所はこんなところ

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