51. そもそもなんで体がなおらないのか
意外にお店で語られることの少ないことかもしれないのですが 治って行かない原因は実はお客さん本人の習慣にあることが 多いのです。
習慣といっても、立ち方や歩き方だけではありません。
食事の摂り方、回数、内容、睡眠時刻や時間、 そして考え方まで、体の状態に影響を与える要素は 多岐にわたります。
「え?考え方も?」と思いますよね。
でもそうなんです。考え方もとても大事です。
でも、考え方がいきなり体調に影響を及ぼすことは 少ないでしょう。
考え方が感情を乱し、感情の問題が臓器の調子を狂わせる。
そして臓器の問題が筋肉へ、そして関節など骨格へ。
そうやってあなたの考え方、生きていく哲学は 体にも影響を与えています。
体はとても優れたシステムなので、常に痛みが減るように 努力してくれています。
ですから、原因さえなくなれば速やかに改善していきます。
ところが、習慣で知らず知らずのうちに体を悪い状態へと 本人が誘導しているのです。
たとえばいつも限界まで頑張らないと気が済まない人がいます。
整体などで体を楽にしても、その分もっと頑張って仕事など してしまうので、いつまでたっても改善させることができません。
なかなか体が治って行かない人は、自分の日常も見直してみると いいでしょう。