牛乳ってほんとに体にいいのか?

牛乳をのんで栄養をつけよう!

というのは、戦後の日本での共通認識のような ものだったかもしれません。

学校でもみんなで飲みますし、栄養補給の代表格 といっても良いかもしれません。

ところが、健康関連の講演会やセミナーなどでは 評判がよくないのですよね、実は。

それにはもちろんそれなりの理由があり、

ホルモンの問題と腸への悪影響などがその主なものです。

まず、ホルモンの問題から見ていきましょう。

今日本で出回っている牛乳のうち、75%は 妊娠中のメス牛からのものだと言われます。

それに何の問題が?

と思いますよね。

確かに人間の場合でも、下の子がお腹にいて 上の子に授乳中ということはよくあることですね。

でもそれは、同じ人間同士の場合ですから、 なんの問題もおこりません。

でもそれが、他の哺乳類の場合、少し事情がちがって くる可能性があるのです。

妊娠中の動物というのは、そうでないときち違って、 妊娠を指示するためのホルモンが体内に多く分泌されて います。

そしてそのホルモンは、お乳にも当然含まれてきて しまいます。

牛乳の場合はそのホルモンを人間が飲むことになる わけですが、その期間が非常に長くなってしまいます。

牛乳をのむ習慣のある人なら何十年という長さも 普通です。

すると、牛のホルモンの影響を徐々に受けるのではと 言われているのです。

つづき、また次回に。

17. 牛のホルモンの影響が疑われること

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