3. 病名に縛られるな!そのカラクリ

病院に通うと○○病。○○症候群。○○症と病名が診断されます。

病名を診断されると性格がでますよね・・・。

あ、私はこういう病気なんだということで、ネットから本から、 いろいろと調べあげて、その傾向と対策に没頭するタイプの方、 または、その病名に愕然とされて、症状に縛られてしまわれる方、

更には、その病名が災いして他の症状を併発してしまわれる方。 素直にそうですかと受け入れられる方は少ないと思います。

自分の大きな問題ですから悩むのは当然のことです。

しかしながら、「病名」については掘り下げて悩まないで下さい。

自分を客観的に見る余裕が無い状態で、何をいくら考えても、 「当てはまること探し」という霧に紛れ込むだけだからです。

薬を処方する為には、内科であれ何であれ「病名」が必要です。

つまり、お医者さんがこの薬を処方したほうが良いと判断すれば、 その薬が使える「病名」がカルテに記載されるだけなのです。

複数の「病名」が診断され複数の薬が処方されているのではなく、 人それぞれ千差万別です。「病名」で縛るほうが矛盾しています。

なので「病名」は書類上の記号と考えておくほうが無難でしょう。 社会は「病名」という記号ありきの書類が必要なんだな~程度で。

いやまだ「病名」が重要と考えられている方いらっしゃいますか?

いらっしゃったら自分の心に耳を傾けてください。 この文章が読める状態にある方なら気づくはずです。

霧の森で彷徨う時間があれば、自分を受け入れることに時を使い、 お医者さんを始め、外部とのコンタクトに神経を使ったほうが、 質の高いリハビリ生活が送れることと思います。

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