7. どっちが良いか?独身?既婚者?
リハビリ生活にはどんな環境が一番良いのでしょうか?
独り暮らしだと、何でも自由にできますよね?
家族と暮らされている方は、傍に見守ってくれる人がいます。 子供のいらっしゃる方は、かえ難い支えを持っています。
しかしながら逆に、
独り暮らしの方は、孤独感が募りませんか?
家族と暮らされている方は、小言がうっとうしくなったり。 子供のいらっしゃる方は、自分に専念できませんよね?
だから、つい別の環境を求めがちになってしまう。
無いものねだりをするのは、この世で人間だけです。
他の動物は、自らの現状で生きることに執着するでしょう。 人間って、わがままな生き物ですね。
では、わかっているのにそう思えない時があるのは何故か?
それは、本当の自分を見失っているからです。
不自由さが、心の余裕を占領してしまっている時なのです。
症状が落ち着いているときであれば居心地の良い場所が、 不自由さに占領されたとたん、最悪の場所に変化してしまう。
リハビリ生活において、この悩みが湧き上がってきたときは、 是非、部屋の雰囲気を感じ取ってみてください。
どんな色ですか?空気は軽いですか?重いですか?
部屋の雰囲気を通して自分と何度も対峙する。
感じ取って気づいた数だけ、自分に底力がつくと思います。