18. 比較するなと言われてもしてしまう

お医者さんなり、家族なり、カウンセラーから、 言われませんか?「比較してはいけない」って。

その度に比較してはいけないと心に言い聞かせてみるものの。 また何かの拍子に、どっぷりと比較している自分になってしまう。

何回、同じことで振り回されなければいけないのか。 結局は自分が疲れ果てるだけで、答えはみつからない。

比較するなと言われても、この世の中無理だと思います。

ただ、比較には大きく2種類あるんじゃないかと。

それは相対的と絶対的のふたつだと考えます。

辞書をひかずに、ここではこう考えて下さい。

相対的というのは、他との関係を客観的に比較する方法。

絶対的というのは、他との関係を主観的に比較する方法。

言い換えるならば、
相対的に物事を考えると、この世界の主人公はみんなになります。
絶対的に物事を考えると、この世界の主人公が自分になります。

さらに噛み砕くと、
相対的に物事を考えれば、自分のポジションを知るに留まります。
絶対的に物事を考えれば、自分のポジションに不満が募ります。

絶対的な比較方法をしていると、目の前の世界を見失ってしまい、 健全だった私ならとか、空想に近い問題意識が芽生えませんか?

自分が主人公なんで、常に自分を良い位置に持っていってしまう。

もはやそれは、念でしかないですよね?

もちろん、引き寄せの法則とか、念にも種類がありますが・・・ ここでは、行動が、考えるに留まっているので念は不必要かと。

客観的比較といっても、その思考を考えている大元は、やっぱり、 自分の主観じゃないかと考える方もいらっしゃるかと思いますが、 ここでの客観的というのは、ありのままです。思考は入りません。

ただ、知る。それだけでいいのだと思います。

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