19. 精神疾患はサイクルで受け入れる

あなたは自分の精神疾患を本当に病気として受け入れていますか?

外傷は、傷そのものが見て感じとれるので、分かりやすいですね。

内臓の病気は、自己認識が無い場合でも数値として表示されます。

しかしながら、心の病は、目視でも数値でも現れるものでもない。

だから本人も病気である自覚を忘れがちなのかもしれません。

なので、症状が出た時にあたふたしてしまったり、そんな時だけ 自分は病気なんだと追い込んでしまうのではないでしょうか?

病気の初期症状の時は、おかしいと自分で認識してたはず。

そして急性期も経験して、十分に病気である経験をしたはず。

でも、症状が治まってくると、つい病気を軽視してしまう。

症状が安定した時こそ、病気であることをしっかりと認識して、 治療していくことが大切なのではないでしょうか?

その為には、自分の心を点で受け止めてはダメなんじゃないかと。

症状により期間はそれぞれでしょうが、サイクルがありますよね?

そのサイクル全てをいつも認識しておいたほうがいいのかなと。

そして症状が現れた時は、病気だということをきちんと認識して、 区別し、自分を責めない。責めないことによって心に余裕を持ち、 病気である症状と対峙できればなと。

あくまでも理想論で、実際は最初からこんな状態になれません。

でも意識しておくことで、これから先に症状が発生した時に、 自分に余裕が出てくるかもしれません。

自分でも忘れがちな病気。他者はなおさら気づけませんよね。

このページの先頭へ