リハビリはメリハリが大切では?

リハビリ生活においては、メリハリが大切ではないでしょうか?

頭も割と働くようになり、体も動くようになってきたらの時期に、 オンとオフの感覚を、体に再度思い出してもらうために必要かと 思います。

つまり、仕事をしている状態と、休憩している状態を 仮にでもいいので、生活のリズムに作っていくのです。

まず初めは、まだ毎日外出することも困難でしょうから、自宅で できる活動タイムをつくることが良いかと思います。

例えば毎朝 同じ時間に起床する。起床したら掃除と洗濯をやる。

活動時間は 2時間程度かもしれませんが、これで構わないかと思います。

もう少し体力が出てきた方は、毎日の掃除洗濯の後に、喫茶店や 図書館、動物園など、その日足が向く場所でよいので、外出して みて、

散歩したり、読書してみたりして、何時から何時までは、 外出するという癖をつけてみたりしては如何ですか?

もうこの時点で、午前中の用事は埋まっていますよね。

そして、更に、体力と気力が戻ってきたら、午前中迄としていた 活動時間を、もう少し午後へと増やしていくことが、重要です。

ここで皆さん多分やり方が見つからなくなってくると思います。 私が体験して、おススメするのは、以下の3つですね。

1.病院のデイケアを毎日利用する。

朝起きてからの生活そのまま、午後だけデイケアをプラスする。

2.病院のデイケアを適時、活用する。

例えば週の2日にまとめて、掃除洗濯、図書館、あと自分の用事。 残りの週3日の平日は、デイケアに一日中参加する。

最初から毎日夕方まで活動するのは大変だと思いますから、 初めのうちは午後のデイケアを何回かにしてみたほうがいいかも しれませんね。

3.B型作業所に行ってみる。

朝10時頃から始まって、16時頃まで簡単な作業を、参加者と 一緒に作業する、職業復帰に向けての訓練施設です。

週5日間の 半強制的参加施設ですので、ほぼ半日、仕事に行っているような 状態になりますね。

一度かかりつけのお医者さんに相談してみて下さい。

病院にデイケアが無い方、病院のデイケアが気に入らない方は、 他の病院のデイケアも受けられますので、是非、居心地の良い 居場所をみつけて下さい。

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