動功のあと、感じ取る訓練を
スワイショウを初めとした動功は続いている でしょうか。
背骨を練ったりといった、さしあたり自分が 取り組むと決めた方法に慣れてきたら、 そのあとに気を感じ取る訓練をします。
初めのころは気への感受性がよくないので、 まず体を動かして体の気を活性化し、その状態で 感じ取る訓練をしたほうがいい、というわけです。
時間のある人は動功の前にウォーキングやランニング をすると、もっと気を活性化させることができる でしょう。
そんな状態に体をもっていってから、気のボール を作る訓練などをやっていきます。
感じ取る訓練は初めは要領が分からないので たいくつに感じたり、挫折感を味わうかもしれません。
そんな人は太極拳などの動功をやっていきながら、 その動功の訓練の中で、なんとなく気の動きを感じる ようになるのを待っても良いでしょう。
ただ、知っておいた方がいいのは、太極拳をやっている 人の中でも、気の感覚がはっきり分かる人はまれだと いうことです。
これはヨガをやっている人もそうですが、感覚的に 気を分かる人はとても少ないのです。
ヨガのインストラクターをやっている人でも、 分かる人は少ないくらいなのです。
それはなぜでしょうか?
不思議でしょうか?
そのあたり、また次回に。