3. スワイショウは意識を変える方法
さて早速スワイショウをやってみましょう。
足を肩幅に開き、両手をダラーンとしてリラックス します。
そして、腕を前後にブランブランさせます。
このとき、片方の足を少し前に出して やってもかまいません。
手の動きに体の動きも自然に連動させて 体も前後に揺らしながら行います。
スワイショウをやるとき、一番大事なのは 自分の心地よい感覚にしたがうこと。
腕を前後させるリズムやふり幅など、 心地よいと思うやり方を選びます。
数分続けていると、なんだかボーっと なったようで、頭が真っ白になってきます。
単純な動きを続けていると、ウォーキング でも同じような感じになります。
スワイショウのほうがウォーキングよりも さらに同じ動きを続けられるので、 より、頭が真っ白のなりやすいでしょう。
頭が真っ白な感じにボーっとなって、 もういいかなと思ったら徐々に動きを 小さくしていき、とめます。
片足を前に出した場合、前後を入れ替えて 同じことをします。
完全に動きがとまったら、そのまましばらく たたずんで、ジーンとした体の感覚を 味わいます。
気功の訓練では、このような体の感覚を 大事にして訓練を進めていきます。
気の感覚とは、どこかで誰もが感じたことの あるものです。
その感覚に敏感になっていくことで、 気の感覚をつかんでいくことができるのですね。
つづき、また次回に。