ささやかに気の感覚がつかめたら

とにかく寝ても覚めても気功のことを考えて、そして実践 する。

それが成功の近道という話をしました。

続きです。

気を感じられる訓練をしていくとき、考慮した ほうがいいことは

「人によって気に敏感な場所が違う」

ということでしょう。

手のひらというのは当然敏感な人が多いのですが、 頭だったり、背中だったり、お腹だったりする こともあります。

ですから、とにかく最初はてのひらで感じないと、 と考えなくても良いのですね。

ただ、手のひらからは誰でも気がある程度出ています から、手のひらを体の表面のあちこちにかざして、 敏感なところを探すと良いでしょう。

今後の事も考えて、体の正中線、真ん中のライン上 で探していくのが得策です。

手のひらで、頭のてっぺんからまたの間にむけて、 ゆっくりゆっくりかざす手をおろしていきます。

「なんかいつもこのあたりに来るとむずむずするな」

とか

「ここだけ他の場所と感じが違う」

といった場所がみつかったらしめたものです。

そういった場所は自分の体のなかで敏感な場所 なのです。

ですから、その場所を重点的に手のひらからの 気で刺激します。

刺激するというのはつまり、手をかざして 押したり引いたりを、あるであろう気で やるわけです。

つづき、また次回に

16. まんべんなくではなく一点突破

  • サイトマップ

このページの先頭へ