まんべんなくではなく一点突破

自分のなかで気に敏感な場所を見つけたら、 もう気の世界に参入できたと言ってもいい かもしれません。

あとは、その場所の感覚をもっとはっきりした ものに育てていけばいいのです。

つまり、かかさず気の刺激を入れるように します。

この段階までくると、はじめて

「気功をやっててよかった」

そう思うかもしれません。

楽しくなってくるので、家にいる時も仕事中も その場所に意識を向けるようになるかもしれま せんね。

ただ、やっていると分かることですが、気の感覚は 毎日違います。

急にはっきり感じ取れるようになったり、逆に 全然分からない日もあったりします。

それでも、一度つかんだ感覚は続けていれば またすぐに感じ取れるでしょう。

そうやって2歩前進1歩後退のようなことを 繰り返しているうちに、いつの間にかどんどん 気の感覚がはっきりしてきます。

少し落ち着いたら、その感覚を他の場所でも感じ とれるように、他の場所への刺激に変えていきます。

このような訓練を続けていく間にも、当然体を 動かす、体を練るということを怠らないように してくださいね。

動功と感覚の訓練を同時に進めていくのです。

この段階にまでくるのに、どのくらいの期間が かかったでしょうか。

3ヶ月と言う人がもしいたら、かなりなセンス と言えるでしょう。

普通ならきっと半年くらいはかかるでしょう。

半年やっても全然感じ取れないという人も、 その日は確実に近づいてきています。

なんとか粘って続けていきましょう。

17. 下腹の丹田に気をため込む

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