17. 下腹の丹田に気をため込む

このサイトではここまで、「気を感じ取る」ことを中心に解説 してきました。

そしてここからは

「気をため込む」

という段階の話をしていこうと思います。

ただ、この順番は管理人が良いと思う順番であって、 気功の教室では、下腹の丹田に気を集めることを 最初からやっていくところもあると思います。

気の訓練は、気を感じ取れると楽しさが一気に 増すことは間違いないことです。

でも、立禅なんかをやって、はっきりとは気を感じないけど なんとなく気持ちいいなぁ という感覚を味わうのもまた一つの訓練の方法です。

ですから、訓練の順番は自分の気の進む順番で やってください。

楽しくやるのが一番ですから。

さて、では丹田に気をためこむという話です。

まず、

「なぜためこまなくちゃいけないの?」

というところからでしょう。

気の訓練を進めていく時、気のルートの流れの悪さを 解消し、ルートを確保するという操作をします。

この操作は、動功による気の停滞の解消よりも もっと積極的で、そして気の感覚を伴ったものです。

その際、自分のエネルギーが強ければ、ルートに溜まった 邪魔者を効率よく取り除いていくことができます。

それに加え、そもそも気が充実していると、気のルートが あまりつまらないようになってきます。

気が弱いと、少し訓練を怠るだけでルートがつまりやすく、 また健康法として考えても効果が出しにくいのです。

最初の段階から動功でつまりを解消してきました。

ここからエネルギーをためて、もっとエネルギーの通りを よくしていきます。

エネルギーの流れが良くなれば、結果的に血行もよくなります。

ですから、健康面にも大きくメリットが出てきます。

実際にエネルギーが充実してくると、自分にどんな変化が でてくるのか、次回に紹介してみましょう。

18. エネルギッシュってどんな感じ?

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