気功訓練の2つのタイプ動功と静功

気功の訓練を始める際、まずやってみるのは 「動功」のほうがいいという話をしました。

つづきです。

動功というのは名前のとおり、「動いてする気功」 という意味です。

ですから、太極拳のように動きを使うことで 気を誘導する方法は全部この動功です。

それに対して「静功」というのがあり、 体を静止させた状態で行う訓練方法です。

座禅などがこれにあたります。

静功の場合には、イメージ力(意念)や発声、 を使って気を誘導します。

気の感覚がわかってくると、この訓練方法は とても面白い内容になります。

ただ、最初の頃はただの思い込みになりやすい ですし、やっていることの意味も感じにくい ので、動功から始めたほうがいいのです。

というか、動功と静功は一日の訓練の中で 両方やっていくといいでしょう。

そして、最初の頃は動功中心でやるということ ですね。

さて、動功の中でもまず最初にやりましょう というのは「スワイショウ」といわれる 動きです。

いってみれば、気功における準備体操 のようなものですね。

ただ、スポーツの前にやるストレッチなどの 準備体操とは意味合いが違います。

スワイショウの目的の一つは、「緊張の解除」 です。

気功の訓練において、もっとも取り去るべき 邪魔者は精神や体の緊張なのです。

ですから、準備体操としても、緊張をとにかく ゆるめる方法をやるわけですね。

つづき、また次回に。

3. スワイショウは意識を変える方法

  • サイトマップ

このページの先頭へ