46. 糖質制限は健康にいいのか?
高たんぱく食を摂ると冷えの改善する人がいると 書きました。
さてこの高たんぱく食は本当に体にいいのでしょうか。
近年「糖質制限」「糖化」「ノンカーボンダイエット」 といった言葉をよく耳にするようになりました。
単に高たんぱくな食事を摂るのではなく、炭水化物や 糖質を極力摂らないようにすることで、体重が落ちやすい ことに関心が高まっているのです。
人間が農耕を始めて一万年と言われます。
しかし人類の歴史からみれば、まだ穀物を主食としてから 日が浅いという説があります。
そこで、本来穀物中心の食生活は人間に合っていない のではないかという話まで出てきています。
しかし、以前は人間の歯に臼歯の割合が多いことから 肉食は合わない、健康によくないという説が主流でした。
本当はどちらが体にいいのでしょうか。
ダイエットのために高たんぱくの食事にしようとすると、 肉中心になることが普通でしょう。
大豆などはたんぱくも豊富ですが糖質もかなり含んでいます。
ですから動物性のたんぱくになってしまいます。
しかし、動物性の食物を多く摂ることが、腸の内壁を 汚れた状態にすることもまた真実です。
ですから、ダイエットのために肉食中心にすることは あっても、ずっと肉食中心という食事はいまのところ おススメできないような気がします。
ノンカーボン、高たんぱく食の是非は今後長期間かけて やっとわかるテーマではないでしょうか。
肥えていない人なら、野菜を中心にバランスよく摂取する ことがリスクの少ない選択かと思われます。